2022.03.02
「小杉湯×まちかど画廊」シリーズ【2022年最新】

昭和8年創業。89年の歴史を持つ東京・高円寺の老舗銭湯「小杉湯」。
その「小杉湯」様とまちかど画廊のコラボ商品を、
「小杉湯」様との歴史やコラボするに至った経緯と共にご紹介していきたいと思います!


1.高円寺について

 ・由来
 ・まちかどの魅力


2.「小杉湯」について


3.小杉湯に着目した理由とは


4.商品紹介

 ・カラン型ピアス
 ・刺しゅう巾着
 ・アイコンピンバッジ






1.高円寺について

 あらゆる文化が交ざりあい、老若男女が集う街・高円寺。そこに「小杉湯」は誕生しました。

 では高円寺とは一体どのような街なのでしょうか。


・由来

 

 JR中央線には、「高円寺」、「吉祥寺」、「国分寺」と呼ばれる
中央3寺と呼ばれる駅があります。
 しかし「吉祥寺」というお寺は存在せず、「高円寺」と「国分寺」というお寺が存在します。

 「高円寺」の由来は、「宿鳳山高円寺」からきています。
 「宿鳳山高円寺」は中野成願寺三世建室宗正によって開山された曹洞宗のお寺です。
 「高円寺」は江戸時代初期までは「小沢村」とよばれていました。


 徳川3代将軍・徳川家光が鷹狩で村を訪れた際に、「宿鳳山高円寺」を休憩に利用していました。
 また一説によると、住職のおもてなしが大変よく、「宿鳳山高円寺」をとても気に入られたとのこと。

 そこで地名を「小沢村」から「高円寺村」に変え、それから時が経ち、
現在の「高円寺」になったといわれています。

 「宿鳳山高円寺」慶大の稲荷神社の鳥居は「双龍鳥居」と呼ばれ、
二匹の龍の彫刻が石の鳥居に彫られています。


・まちかどの魅力

 初夏には新緑、秋には紅葉が美しく、住宅街でありながらもリフレッシュすることが出来る、
居心地の良い地域となっています。

 そんな高円寺の見どころをご紹介していきます!


〔商店街〕

 高円寺には魅力的な商店街が数多く存在します。

 街のシンボル的な存在の「高円寺純情書店街」や
食べ歩きが出来る「高円寺庚申(こうしん)商店街」、
雑貨巡りや大道芸などが行われる「高円寺バル商店街」など、
10以上の商店街が密集しています。


〔寺町通り〕

 「宿鳳山高円寺」の南側から、「東高円寺」駅と「新高円寺」駅の間にある
「日円山妙法寺」までは寺院が多く集まっています。
 中でも高円寺南2丁目には、「長龍寺」「宗泰院」「西照寺」「福寿院」「長善寺」「鳳林寺」という、
曹洞宗の6つの寺と日蓮宗の寺が隣合うように集まっています。
 また石仏や仏像などの文化財も多数見ることができます。


〔飲み屋街〕

 飲食するのに全く困らない街・高円寺。数えきれないほどの飲み屋が立ち並んでいます。
そのため、1人でもグループでも、日本酒でもワインでも
あらゆるシチュエーションに合ったお店を見つけることができます。


〔古着屋〕

 東京でも屈指の古着屋街が形成されているのが高円寺。
 高円寺駅の南側に店舗が集中しており、
種々雑多な古着やアクセサリーなどが揃っています!
そのため、お目当ての商品が見つかること間違いなしです!




2.「小杉湯」について

 たくさんの魅力や文化の詰まった高円寺に、老舗銭湯「小杉湯」はあります。

 

 関東大震災後、高円寺には新興住宅地がつくられました。
 東京の中心部からやってきたファミリー層や高齢者世帯が増加したためです。

 そして、戦後には作家やアーティストをはじめとした若者も多く移り住むようになり、
「中央線文化」と呼ばれる独自のカルチャーを形作ってきました。


 車や人通りも少なく、子どもから年配の方まで安心して過ごすことができます。
 また交通の便もよく、働く人々にも優しい街です。


 そんな魅力的な街・高円寺に「小杉湯」は誕生しました。
 高円寺の「ごちゃまぜ感」をぎゅっと濃縮した、そんな街にある歴史ある銭湯です。

老舗銭湯・小杉湯の風呂場の内装
小杉湯の風呂場の内装

 東京都内の銭湯が減り続ける中、昔ながらの銭湯の良さを残しながら、
季節にあわせたイベントや名物ミルク風呂など、
創造性あふれる取り組みの数々で地域の人から愛され、多数のファンを獲得しています。

老舗銭湯・小杉湯内の地図
小杉湯内の地図

 また、外観は木造一部二階建て、玄関の唐破風(からはふ)と大屋根の千鳥破風(ちどりはふ)といった
銭湯ならではの伝統的スタイルを維持しています。

 そして令和2年1月に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。

 

 

3.「小杉湯」 に着目した理由とは

 かつて日本人の生活に欠かせない場所といえる銭湯は、見知らぬ人同士が出会い、情報を交換し、
日常に溶け込んだ憩いの場として地域に根付いた大切な公共の場です。


 歴史の詰まった高円寺という街、そのまちかどにある銭湯として、「小杉湯」は大変魅力のある銭湯でした。
また、「小杉湯」は老舗の銭湯ですが、「小杉湯」3代目当主の平松佑介氏のチャレンジングな姿勢にも共感。
 89年もの間、地元の皆様に愛されてきたが、今後50年後100年後も存続させるために、より多くの人に魅力を伝え、
ファンを獲得できるような「銭湯ぐらし」や「銭湯フェス」などのイベントやコラボレーションも開始。
 新たなアイデアや取り組みも魅力的な銭湯だったことに着目し、「小杉湯」様と共に商品開発致しました。




4.商品紹介

 それでは、実際に「まちかど画廊×小杉湯」のコラボ商品をご紹介していきたいと思います!

・カラン型ピアス

老舗銭湯・小杉湯のカラン型ピアス(台紙付き)
小杉湯 カラン型ピアス(台紙付き)

リアルさを追求したデザインに仕上げる為に、小杉湯のカラン(蛇口)を様々な方向から撮影し、
小さなアクセサリーの中でいかにリアルに表現できるかを試行錯誤しました。

 

老舗銭湯・小杉湯のカラン型ピアス 拡大ver
小杉湯 カラン型ピアス 拡大ver

 そのためカラン(蛇口)から流れる水滴のように、雫もしっかりと再現しています。

 またこの雫は、揺れるデザインになっており、
動くたびに雫パーツが揺れ、耳元を華やかに彩ります。

 そして左右のデザインを変えており、
銀色の蛇口部分はお湯と冷水を表現する赤と青のハンドルで銭湯らしさを表現しています。

 雫はアクリル、ピアスポストはチタンで製造しています。


・刺しゅう巾着

老舗銭湯・小杉湯の刺しゅう巾着絞りver
小杉湯 刺しゅう巾着 絞りver

 銭湯のかわいいモチーフが刺しゅうされた巾着袋!

 昔ながらの体重計や脱衣用のカゴなどを刺繍で表現し、レトロで可愛いイメージになるようなデザインに仕上げました。

老舗銭湯・小杉湯の巾着袋

 銭湯での使用を想定し、下着を入れても透けないよう裏地も貼り合わせ、
デザインだけでなく機能面にもこだわりました。
 また身の回り品や小物などを入れやすいサイズにしたため、
銭湯以外にトラベルなどにも活躍するサイズ感で使い勝手も抜群。
 レトロ可愛さを表現できるような素材も選定しました。


・アイコンピンバッジ

小杉湯 アイコンピンバッジ

銭湯の雰囲気をそのままピンバッジに!

 異なる3種類のデザインが台紙にセットされたピンバッジです。
 「小杉湯」の正面入り口にある木彫りの鯉をモチーフにしたピンバッジは、
木彫りの表情を演出するために銅メッキに墨入れをして表面の質感を表現しています。

 また、シャワーのピンバッチも小杉湯で色々な角度から撮影し何度も修正しながらリアル感を追求したデザインとして仕上げています。
 さらに、ドライヤーのピンバッチは、今回の企画のために小杉湯さんに書き起こして頂いたイラストを元に半立体で表現。
 イラストの雰囲気を再現できるように、口のサイズや足の角度まで細かい部分を修正しながら仕上げた逸品となります。




「まちかど画廊×小杉湯」のコラボ商品、いかがでしたでしょうか?

 身に着けているだけで高円寺や「小杉湯」の雰囲気が感じられるような気がしてきます。 

高円寺に89年の歴史を持つ老舗銭湯・「小杉湯」。

みなさんもこの魅力あふれる「小杉湯」の商品、是非お手に取ってみてくださいね。


まちかど画廊では他にも様々な商品をご用意しております!

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